「いわかける！」第2話を見る（メモ）：せっかくスポーツクライミングを描いた初めて？のアニメ作品だけに競技のルールとか基本的な技とかの描写をもっと丁寧に見せてもよかったんじゃないかな？
たまたま校内のクライミング設備を見て興味を持った主人公が、先に入部していた経験者の1年生に入部資格を巡る勝負を挑まれるが・・ってのが第1話の展開。
晴れて入部を認められた翌日が実は県の大会で、団体戦の人数が足りていないのでということで主人公もいきなりレギュラーメンバー入りして・・というのが今回のエピソード。
（大会前日に変な勝負などせずに練習しなくてよかったんかい？という話や、団体戦の出場資格が掛かっているのであれば、何がなんでも主人公は入部させないといけなかったんじゃないの？って突っ込みたくなるが、さておき）
2話では、いきなり試合になるのだが、マイナースポーツなだけにルールや基本的なテクや試合展開などをもっと丁寧に描いてもよかったんじゃないかなぁ、という印象。
この展開だと主人公も天性の素質でクリアしているように見えて、せっかく主人公と共に視聴者が競技に慣れ親しみ、技術を磨いて育っていくという段階をすっ飛ばして描いているように見えて惜しいことをしてしまっているように感じた。
また同じ高校から出場した他の3人が結局のところ県内1～3位を独占するような実力者であるにも関わらず、この部分の描写も少なく競技に対する描き方が薄く感じた。
確かに語尾にニャアニャアつける選手や、蜘蛛の幻影を見せる選手などの他校のライバルキャラを登場させるのも大事だが、惜しいことをしたものだ。
まあ面白いことは面白かったんだけどね。
もうひとつ付け加えるとすると、1話で主人公をいじめまくった変な1年生が結構まともになっていたのはよかったかな。
