STRRAY RIFT

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「GREAT PRETENDER」17話を見る(メモ):意外な展開にストーリー上の弱点が目立たなくなってきたかも・・

第15話より新しいCASEになり舞台は日本。
今度こそ詐欺業から足を洗うとローラン達のグループを飛び出し帰国した枝村。前科持ち(詐欺罪で服役)のため就職に苦労し、やっと入社したのはアジアとの貿易商社。だがこの企業、実は反社組織のフロント企業で、扱っていた商材は・・、というところでまたもやローラン達が登場!

CASE15-8

 

これまでの本作の展開

第1~5話ではハリウッドの映画プロデューサー、実は麻薬カルテルのトップ、第6~10話では中東の王室の皇子から転じてエアレーサーを主催するプロモーターをそれぞれ騙すストーリーが語られた。が、展開の上で、騙す側の人間の素人レベルの技や内容に、その道のプロを騙せるのか?という点が非常に気になり、展開がどうにもはしごを2、3段外したようにみえてしまうという弱点を抱えていた。

第11~14話ではロンドンを舞台に名画の鑑定と贋作をテーマにしたストーリーが展開するのだが、ここにきて初めて、騙す側にもプロを騙す説得力のある仕掛けが用意されており、メンバーのひとり、シンシアの過去話も絡んだ見応えのあるストーリーが展開した。

yuishika2.hatenablog.jp

 

新しいCASEはどうだったか・・

冒頭に書いたように第15話から新しいCASEが始まった訳だが、これがまたもやはしごを2、3段外したストーリーに戻ったように感じていた。

第17話の前半は枝村の過去話、両親が健在であった子供時代から語られる。
母親が病死した事は描かれていたが、今回、実は父親は弁護士だったということがわかる。
後半、現時点に戻ったストーリーが大きく動き始め、はしごの段が外れているのも気にならなくなってきた。クリフハンガー状態で次回へ続く、ということで楽しみになってきた。

CASE17-1