STRRAY RIFT

映画・本・アニメ

文豪とアルケミスト 1話:”文豪”の描き方に違和感ありまくって視聴継続不能に陥りました

■ 文豪とアルケミスト

× 端から合わないのだと思います。ごめんなさい。

文豪により綴られてきた数多の本。独創的な世界観や感情揺さぶる物語が記されたそれは文学として人々の心を彩り、世界を豊かにしてきた。しかし、そんな本を黒く染める異形のモノ達が現れる。
それは、文学に対する負の感情から生まれた“侵蝕者”と呼ばれる存在だった。
本を侵し、この世界から消し去ることを目的とする侵蝕者に対抗できるのは“アルケミスト”の力で転生を果たした文豪達のみ。
文豪は侵蝕された本に潜り、侵蝕者を討ち果たすことで本を救う。
全てはこの世界の文学を守るため。これは、魂を込めて作品を創ってきた者達が綴る、新たなる文豪譚——

<TVアニメ「文豪とアルケミスト」公式サイトより>

 

<感想>

はい、すみません。
1話途中で太宰治芥川賞が欲しい欲しいと叫んでいる場面で見続けることができなくなりました。
かつて「文豪ストレイドッグス」を見ることができなかったことを考えれば、結果は予想できただろうと言われそうですが、たしかにそのとおりです。

 

以下は個人的な意見です。けっして作品を否定したり、ファンの方をくさすつもりなどありませんのでご了承ください。読み飛ばしてください。

ゲームを中心に擬人化や過去の偉人・英雄などをモデルとしたキャラクターが登場する作品が増えていますが、モデルからあまりにもイメージが離れるような改変や突拍子もない設定を追加されたりしている作品は正直苦手です。

もちろんそうした作品が今までその世界を知らなかった人たちへの作品や人物の紹介になっているという側面は否定できないし、またそうした動きは悪くはないと思っていますが、それにしてもゲームや作品の描き方の中で、リスペクトを感じないものはかなりイヤです。
今回の太宰治の描き方については先輩芥川龍之介を尊敬する、若い太宰治という立ち位置の中での演出なのだろうとは思うのですが、 見過ごすことはできなかったですね。

ゲームや作品の中のキャラクターに文豪をとりあげるというのは少々、時代が近すぎるのかもしれないと思います。英雄譚や伝説の中でとりあげられる人物であれば多少の誇張や演出があってもよいのですが