波よ聞いてくれ 1話:ヒロイン26歳です。大人です。良いですね!
■ 波よ聞いてくれ
◎:冒頭のDJシーンにあわや、と思ったがだんだんとよくなってきた
札幌在住、スープカレー屋で働く鼓田ミナレは、酒場で知り合った地元FM局のディレクター・麻藤兼嗣に失恋トークを炸裂させていた。
翌日、いつものように仕事をしていると、店内でかけていたラジオから元カレを罵倒するミナレの声が……!
麻藤はミナレの愚痴を密録し、生放送で流していたのだ。激昂してラジオ局へ乗り込むミナレ。しかし、麻藤は悪びれもせずに告げる。
「お姐さん、止めるからにはアンタが間を持たせるんだぜ?」
ミナレは全力の弁解トークをアドリブで披露する羽目に。
この放送は反響を呼び、やがて麻藤からラジオパーソナリティにスカウトされる。
「お前、冠番組を持ってみる気ないか?」
タイトルは『波よ聞いてくれ』。北海道の深夜3時半、そしてミナレは覚醒するッ!
<TVアニメ「波を聞いてくれ」公式サイトより>
<感想>
ヒロイン26歳です。いつになく高年齢です。大人です。良いですね!
DJが主人公のアニメってあまりないように思うのですが、とりわけこのヒロインは破天荒で突拍子なく、演じるのも描くのも難しいキャラだろうなっていう印象です。どこかしら、冬クールの「推しが武道館にいってくれたらしぬ」のエリピヨに通じるところがあるように感じました。ミナレのほうが現実的な分、さらに難しそう。
ミナレ役の声優さん良い仕事をしています。
正直冒頭の、クマに襲われそうになっているという設定でのDJ部分は状況が飲み込めずにあわやと思ったのですが、尻上がりによくなりました。
いまのところ「イエスタディを歌って」とあわせて大人主人公の作品が良いですね。